角質の水分量が30%台であれば健康的な状態をキープ

60代の女性

60代になるとターンオーバーのサイクルが長くなり、肌に必要な成分が減少してくるため、外部からのダメージを受けやすくなります。

回復力が衰えてくると、角質が荒れた状態が長く続いてしまうため、角質の隙間から水分が失われて乾燥しやすい状態になってしまいます。


一般的には角質の水分量が40%以上に保たれていると、しっとりとした潤いのある状態になります。

ただ、この水分量はあくまでも理想的な数値になり、30%台であれば健康的な状態をキープできます。

水分量が30%以下になると乾燥気味になり、年齢が高くなるほど水分量は減少しやすくなります。


60代は、皮脂の分泌量が低下してくる年代でもあります。

表面を保護する役目を果たしている皮脂が少なくなると、保湿力が低下して乾燥が進み、刺激に弱い敏感肌へと変化していきます。

健康的な肌に近づけるには、若い世代のように保湿だけのスキンケアに頼るのではなく、少なくなってしまった皮脂の代わりをしてくれる成分を補うことも大切です。


60代からのスキンケアでは、保湿効果の高いセラミドが配合されている化粧水でしっとり感を高めていきましょう。

セラミドにはたくさんの種類がありますが、浸透力に優れているヒト型セラミドが最適です。

ヒト型セラミドは、角質層の存在しているセラミドと構造が近いため、よくなじんで角質層をふっくらとした状態に整えてくれます。


水分補給を十分にしたら、今度は皮脂膜と同じような役割を果たしてくれる成分も補給して、保湿力を高めておきましょう。

皮脂膜は脂肪酸、スクワレン、ワックスエステル、コレステロールなどの成分で構成されています。

この内、スクワレンやワ

ックスエステルは、スキンケア化粧品でも利用されている成分です。

ワックスエステルは配合成分として見かけることはないのですが、ホホバオイルには皮脂に近いワックスエステルが含まれているので、60代の保湿ケアに適しています。


ただし保湿対策のためにオイルをたっぷり塗ってしまうと、回復力の低下を招いてしまうため、つけ過ぎには注意しましょう。

洗顔のやり過ぎや洗浄力の高い洗顔料も乾燥を招く原因になり、マッサージなどで皮膚をゴシゴシと擦り過ぎることも、水分不足につながります。


60代だからといって、栄養成分をたっぷり与えるような過剰なスキンケアをするのではなく、保湿と皮膚の保護に必要な成分を適度に補給することで、健康的でしっとりとした肌に改善されていきます。

理想的なお肌の分量は・・・40パーセント台!でも実際は?

40代の女性2

60代になると、日々のスキンケアでどういった化粧品を使っているかによってもエイジングサインの出方に個人差が出てくることもありますし、お肌の老化現象が気になる方はもう一度選び方から考えていきましょう


第一に考えたいのは保水力を上げる事です

いくら有効成分を取り入れようとしても、お肌のベースが整っていなければ浸透してくれません

肌の細胞同士をつなぐ保水力にも関係するコラーゲンの生成は、30代後半頃を機に減少傾向が進みますので、コラーゲンを摂取して保水力を上げていきましょう


外側から取り入れるのであれば美容液や化粧水などがありますが、インナーコスメといってドリンクやサプリメントでコラーゲンを摂取するのもおすすめです

コラーゲンを含む食品を食べても、分解されてお肌にまでは届くことがありませんので、低分子化されたものコラーゲンペプチドと記載されたドリンクやサプリメントが効果的です

内側から整えてあげたら外側からもコラーゲンやヒアルロン酸、セラミドといった保湿成分を含む化粧品を使ってアプローチします


ターンオーバーに着目するのも重要なポイントです

ターンオーバーとは古い角質や老廃物がはがれて新しい皮膚に生まれ変わる肌の新陳代謝のことですが、これも60代になるとかなり遅れがちになります

若い時には1か月以内で行われていたサイクルが、2倍近く掛かってしまうこともあります


ターンオーバーを促進する事が出来る有効成分には、プラセンタやヘパリン類似物質、またビタミンCなどもあげられます

プラセンタは胎盤から抽出された栄養豊富で成長因子も含む成分ですので、アンチエイジングにも最適です

エイジングケア化粧品にも最近では多く配合されていますので、ぜひ使ってみてください


プラセンタに関してもサプリメントやドリンクでも出ていますが、ここで注目したいのは動物性のものを選ぶことです

植物性のプラセンタもありますが、こちらには成長因子が含まれていませんので細胞を活性化させるというところまでの効果が期待できないことがあります

より高いエイジングケアをするのであれば動物性のものが理想です


60代の肌トラブルを引き起こす原因となる乾燥は、保水力をアップさせてから保湿成分を含む化粧品を使うことで効果も高まります

さらにターンオーバーが促進できる成分を使っていくことで、角質も柔らかくなって浸透しやすくなります

60代にとって必要な保湿成分は何?

40代の女性3

年齢とともにお肌のコラーゲンやヒアルロン酸、セラミドといった保湿成分が失われていきます

そのためこれらの成分を補ってあげることがエイジング対策で、第一に考えていかなければならないポイントです


コラーゲンは細胞同士をつなぐ役割ですので、不足すればキメがあれて化粧水や美容液を使っても水漏れ状態で浸透してくれません

しっかりケアをしているつもりなのに、すぐに乾燥してしまうと感じるのはこのためです


皮脂量の低下も乾燥には大きく関係しますので、保湿成分として化粧水や美容液で補うだけではなく、乳液を使ったうえでクリームを使ってしっかり油膜でふたをして潤いを閉じ込めることが大事です


スクワレンやワックスエステルといった成分は、化粧品にも配合されているものもありますし、皮脂膜を人工的に作ってあげて潤いを逃がさないようにしましょう

特にお風呂上りには蒸発しやすい状態になっていますので、洗顔をしたらできるだけ早く基礎化粧品でスキンケアをして、クリームを塗って完了してください


ワックスエステルという言葉を初めて聞いたという方もいるかもしれませんが、ホホバオイルにも含まれていますのでそちらを使うのもおすすめです

しかしここで注意しなければならないのは、オイルを多く使いすぎてしまうと、回復力が鈍くなってしまうという点です


薬を使って免疫力が下がったり、自然治癒力が弱くなるということを聞いたことがあるかもしれませんが、お肌も栄養を与えすぎたりケアをしすぎると自分で回復しようという力が弱くなってしまいます


洗顔に関しても、強くこすったり洗浄力が高い成分のものを毎日使っていると、乾燥を進ませてしまうことになりますので、優しい成分で優しく洗うということを基本として洗顔しましょう

若い時にニキビ肌だった方は、とにかく清潔にしなければと洗顔を強くしてしまう傾向も見られますが、思春期の時にできるようなニキビができるほどの皮脂分泌量はありませんので、その点も考慮したスキンケアを行うことが必要です


自分の肌の回復力を低下させないために、そして乾燥を進行させないためには、保湿するのも重要ですが足りないものを補うこと、そして保護してあげる事です

甘えさせることで機能は低下するということもありますので、やりすぎないように注意しましょう


ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドは本来備わっているものですが量が減っているので補うのはメリットとして大きいです


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